子どもの言い間違いってとってもかわいいですよね。
先日、テレビで子どもが間違いやすい言葉のランキングをしていたそうです。
1位~3位はまさにうちの息子(現在4歳)も間違ったままなのでご紹介します。
3位 エレベーター
もう、うちの息子もずーっと「エベレーター」が直りません。エベレーターエベレーターと言われすぎて、私もとっさに「エベレーター」って言ってしまいそうになります。
こうやって文字にするとますます間違ってないような気がしてきます。
2位 トウモロコシ
いくら直しても、「トウモコロシ」。かわいような、でもちょっと怖い響きです。
これは子どもによってバリエーションがあるみたいで、トウコロモシっていうのもあります。トウコロモシは単純に可愛いですね。
1位 ポップコーン
またしてもとうもろこし。
「ポックコーンはトウモコロシでできてるんだよ!」と得意げに言われたら笑ってしまします。息子の祖父が、何度も言わせて爆笑していました。
どうして言い間違うのか
もちろん発語が難しい音が、言いやすい音に変わってしまったりするわけですが。
ダヂヅデドがラリルレロになってしまう、なんていうのはそういう割と単純な原理です。「こども → ころも」「~けど → ~けろ」「ライオン → ダイオン(これは逆ですね!)」等等。
面白いのは、大人でも言語習得の過程で起こり得ることですが、知らない単語・複雑な単語と出会った時に、どうしても既に知っている単語にひっぱられたり、知ってる規則に無理やりあてはめてしまったりします。
例えばうちの息子は「たっきゅうびん(宅急便)」を「たっきゅうゆうびん(宅急郵便?!)」といいます。彼は、郵便のことは先に知っていたので、「宅急便」と聞いたり、同じようにお兄さんが荷物や書類を配達する様子から、「郵便」と同じ分類分けをした上で「たっきゅうゆうびん」と言っているのだと思います。
それから「幅さ」。「大きさ」「長さ」から派生して、「幅」にも「さ」をつけてしまった模様。「金魚の幅さは、これくらい!」
似たような例ですが、先日食卓に汁椀とお茶碗とお皿が並んでいるのを見て、息子は「これはおわん。これはおちゃわん。これはうつわん!」と言いました。「うつわ(器)」のことですが、食べ物が入っている「わん」の法則に無理やり当てはめたんですね。
子供なりに考えて応用していく様が見て取れるので、子供の言語習得の過程を観察するのはとても楽しいです。
コメント